松竹歌舞伎検定
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第2回公式テキスト
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歌舞伎検定とは
歌舞伎検定大使は、多くの皆さまに楽しんで歌舞伎検定に挑戦していただけるよう、歌舞伎のかけ橋になるような活動を行います。

2010年の第3回歌舞伎検定大使に就任するのは、お茶の間に広く親しまれている落語家の林家正蔵です。歌舞伎俳優との対談番組「正蔵の聞いたか聞いたぞ」(歌舞伎チャンネル)も担当し、歌舞伎愛好家としても有名。2008年には、「大銀座落語祭」の催しとして『勧進帳』の弁慶を熱演しています。
歌舞伎検定大使としての活動に加え、「林家正蔵からの≪挑戦問題≫」として特別問題も出題する予定です。
― 歌舞伎検定の大使に就任された意気込みをお聞かせください。
検定大使のお話をいただいたときは、嬉しい気持ちの一方で、私でいいのだろうか?という気持ちが大きく、お引き受けするべきか少し悩みました。でも歌舞伎好きということにかけては、よそ様にはひけをとらないと自負しております。私も受験されるみなさんと一緒に歌舞伎を勉強して、盛り上げていきたいと思っております。

― いつごろから歌舞伎をご覧になっているのですか。
小学校低学年の時、祖母に連れられて初めて歌舞伎を見ました。そのときの演目は、『白浪五人男』でした。古典芸能は、最初に見る演目で「うわ、面白いな!」と思うか、「難しくてわからない」と嫌になるかのどちらかに分かれてしまうと思います。私の場合は、祖母が上手に演目を選んでくれたおかげで歌舞伎が好きになり、足繁く劇場に通うようになりました。
*『白浪五人男』:本外題は『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』

― 歌舞伎と落語には重なる演目もあるようですね。
有名なところでいうと『文七元結(ぶんしちもっとい)』『らくだ』などがあります。それから『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』も落語のなかに登場します。

― 噺家さんという視点から、歌舞伎をどんな風にご覧になっていますか。
歌舞伎のなかには、江戸時代を中心に日本の文化・風俗がたっぷり盛り込まれています。ですから噺家にとって、歌舞伎を見ることはとても勉強になります。 落語では、小道具といっても扇子と手拭い(てぬぐい)くらいですが、歌舞伎の舞台では、たとえば廓(くるわ)のお話であれば、花魁(おいらん)が豪華な衣裳を着て髪を華やかに結いあげていますし、部屋には遊郭の道具類が並んでいます。これは現代では見られない風景ですから、とても参考になります。

それに江戸時代にあって、現代にないもの、たとえば鳶の頭(とびのかしら)や長屋の大家さん、髪結い、鰹売りなどがどんどん登場してきます。そういうものをたくさん見て、自分のなかにしっかりとしたイメージが出来上がっていると、高座でもお客様に江戸の空気が伝わります。私にとって歌舞伎は、すべてが勉強になる宝の山みたいなものです。

― 正蔵さんには試験問題を作成いただきますが、もうイメージは膨らみましたか。
私からの出題は、やはり落語にからめたものでいきたいと思っております。さきほども申し上げましたように、歌舞伎の演目のなかには、落語と重なる演目がいくつかございます。受験されるみなさまには、落語にからんだ演目にもちょっと注目して、お勉強いただけましたら幸いです。

― 受験される方に、応援メッセージをお願いします!
私も過去の検定問題に挑戦してみましたが、やってみると自分の歌舞伎の見方が偏っていることに気づきました。問題を解いていると予想外のジャンルの出題があって悩むのですが、それがまた面白いんですね。
過去問題が全て公開されているようですので、まずはそちらをご覧になって力試しをされるといいと思います。
合否も気になるかと思いますが、楽しむ気持ちが一番大切かと思います。私も応援していますので、みなさんぜひ楽しみながらお勉強なさってください。
市川亀治郎プロフィール

昭和37 年、東京生まれ。本名は海老名泰孝。
昭和53年 父、林家三平に入門。前座名は、「こぶ平」。 昭和62年、真打昇進。平成17年、九代目「林家正蔵」を襲名 。浅草芸能大賞奨励賞、国立花形演芸大賞古典落語金賞、浅草芸能大賞新人賞を受賞。
古典落語での進境著しく、独演会や勉強会なども多く開いている。平成15年には笑福亭鶴瓶、春風亭昇太、春風亭小朝、立川志の輔、柳家花緑と落語ユニット「六人の会」を結成し、落語界の活性化と落語の普及のために活動の場を広げている。現在、城西国際大学国際人文学部の客員教授。
落語以外にもテレビ、ラジオ出演も多く司会や声優など多方面で活躍し、幅広い世代に広く親しまれている。「笑いがいちばん」(NHK)、歌舞伎俳優との対談番組「正蔵の聞いたか聞いたぞ」(歌舞伎チャンネル)などにレギュラー出演。


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